ショパン「マズルカop.6-1」



今日は諸説あるショパンの誕生日のひとつ、2月22日です。(ちなみにもうひとつの説は3月1日)

日頃から、ショパンのマズルカをレッスンに持って来られるかたが多くいらっしゃるのは、意外な驚きであり、またとても嬉しく思っております。

あまりなじみはなかったけれど、一度踏み込むとなかなか抜け出せない深い沼…皆さんそのようなことをおっしゃいます(笑)

ショパンの作品の中でマズルカというのはたしかに、少々地味な存在なのかもしれません。しかし目立たないながらも、その数はなんと50曲以上にのぼり、ショパンの作品中、最多の曲数を誇るジャルンとなりました。

ショパンが生涯にわたり、まるで日記のように書き続けた音楽、それがマズルカだったのです。

マズルカをお聴きいただくと、ん?なんだか独特の雰囲気だなあ、と思われるのではないでしょうか。
 
細かなことを言い出したらキリがないのですが、事実、このショパンのマズルカという音楽は、あらゆるピアノ作品の中でもかなり特殊な、それゆえに大変魅力的な音楽といえましょう。
 
せっかくですので順を追って、その魅力を味わってみたいと思います。いつになるかはわかりませんが全曲をアップロードすべく私も練習してまいります。
 
第1番となりますのは、

♫ 作品6-1 嬰へ短調

ショパンはこれ以前にも沢山マズルカを書いていますけれど、作品番号が与えられたのはこの曲からです。満を持しての第1番ということになります。
 
1発目からしてこの哀愁、私は初めて聴いた時、最初のフレーズに耳が釘付けになりました。やはりショパンのマズルカはただものではありません。
真ん中の部分では、鈴でしょうか、タンバリンでしょうか、何やら打楽器を持って踊っているみたいですね。
そうなのです、マズルカというのは踊りの音楽、それもポーランドの地方都市が発祥という、かなりローカルな、いわゆる民族音楽なのです。

 

次回は第2番、作品6-2です。