練習の終わり方

絶対に間違いを残したまま練習を終えて寝るな!間違いが許されるのは本番のステージ上だけだ。

 

僕の教訓です。

 

ちょっとした音間違い等を訂正せずに眠りにつくと、人間の脳は、その間違いを正しいものとして認識してしまうらしいのです。

 

ああ間違えた、ああ弾けない…もう寝よう。

 

こうしますと、1夜明けても、間違えるし、弾けない。

 

怪しい箇所はそれが当たり前になり、いつまでたっても怪しい状態のままになってしまうというわけです。

 

怪しい箇所はどれだけテンポを落としてもよいからクリーンな状態にして1日の練習を終えること。ゆっくりとゆっくりと、丁寧に弾きますと、全ての音が共鳴し、とても満たされた気持ちになるものです。それはテンポで弾けないことへの不安を軽く払拭します。

 

よし弾けた…寝よう

 

そうしますと、次の日からも弾ける。なんならより上手に弾ける。

 

できないという記憶を脳に残さないことが大切なのかもしれません。

 

できることだけ、やしましょう。できることは日々増えてゆきます。