ピアノは脳活ではない!!

 

 

脳科学の先生の影響でしょうか、ピアノの習い事は相変わらず人気です。

 

 

ごくたまに、お問い合わせで

 

「ピアノって本当に脳に良いのですか?」

「手の震えに効きますか?」

「子供の教育によいですか?」

 

といったメールをいただくのですが…

 

 

 

そんなの知るか(笑) 

 

 

ピアノばっかりやってたらコミュニケーション能力に欠けた社会不適合者になりますよ。

 

 

とにかく、ピアノは「脳活」ではない!

 

 

やるからには音楽を理解し感動できる人になってほしい。

 

 

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せっかくなので、僕なりに脳とピアノの話をしてみましょうか。

 

認知症の予防には3次元空間の創造が大変に有効なんだそうですよ。

 

ピアノも、特にドビュッシーとかスクリャービンとか、立体的な響きを求められる作品なんていいのではないでしょうか。ピアニストには長寿が多いですからね。

 

ただ、フーガみたいなポリフォニックなものには頭を使いますが、あれらの各声部は空間にしたら大体同じところにいるのだからして、3次元の創造には適しません。

 

グレン・グールドは何でもかんでも2次元的に弾く。だから長生きしなかったのだろうか。

 

どれくらい前になるのでしょうか、携帯電話の着信音がまだ3和音だった頃です。自分で着信メロディーを作るっていう機能が搭載されていて、3声のシンフォニアを携帯に打ち込んで遊んでいました。それが意外とらしく聞こえたのも、バッハが偉大であるから、というより、ポリフォニーとはそういうものであるから、でしょうね。

 

試しにモーツァルトのソナタを打ち込んだらグールドの演奏にそっくりで笑ってしまいました。

 

 

ほらね、結局こういう話になる…