音符はルールと照らし合わせいけば誰にでも解読可能ですし、
楽譜には演奏に必要なメッセージが書いてはいます。
ただ、そこから生きた音楽にするには、
ひとつふたつ飛躍した発想が必要なのかもしれませんね。
理科の授業にて「氷が溶けると何になる?」と先生が聞いたら、
もちろん先生が求める答えは「水」なのだけれど、
東北の生徒がひとり「春になります」と答えたそう。
この時期になるといつも思い出されるエピソードです。
レッスンでの先生の役目は生徒の音楽的感性に磨きをかけること。
音楽においてもこういう発想力は大切にしたいものです。